京都の珈琲屋

地下鉄工事やビルやマンション建設の影響はあるものの、京都市内はまだまだ豊かな地下水脈に恵まれている。
良質な軟水が湧く井戸は少なくない。
この豊かな井戸水のお蔭でか、京都市内には喫茶店が多くどこもレベルが高い。
丸太町通りを堀川通りに向かう途中に見掛けて何気なく入った小さな喫茶店は、サイホンで淹れる珈琲を出す店で、豆をコロンビアで注文し出て来た1杯に心底癒されたこともある。
それまで珈琲豆はモカを好んでいたが、その1杯でコロンビア豆の魅力に目覚めた。
市内の喫茶店で出す珈琲は、どこもレベルは高いのではないかと思われる。
その背景には、豊かな地下水脈がもたらす軟水文化があるのではなかろうか。
居並ぶ喫茶店のなかで、三条堺町のイノダコーヒは京都を代表する顔の一つのように思う。
時々無性にこのブラック珈琲が飲みたくなる。

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