京都の老舗和菓子店

和菓子、洋菓子を問わずスイーツ好きな身には、京都の老舗和菓子店には殊更に深い思い入れを禁じえない。
老舗本店の何軒かを訪ね歩いて感じたことは、どこもひっそり控えめに営業されていること。
それどころか、地味にさえ感じる店舗が多い。
洋菓子店舗のショーケースのように照明が明るくキラキラしてるのとは真逆な気さえする。
そして今でも家内工業的に手造りにこだわった店が大多数ではなかろうか。
京都市内の優れた地下水(軟水)で和菓子を作る店もまだ健在だ。
近代的な工場でオートメーションで大量生産される菓子との差異は、確かに大きいと思う。
辻ミチ子著『京の和菓子』(中公新書1806)を片手に、市内に数多くある名だたる京菓子店を歩いて回るのも楽しい。

写真:「俵屋吉富」本店(上京区室町通上立売上る)2015年9月撮影


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